iPhoneの画面割れ修理記
こんにちは!
この記事では、割れてしまったiPhone画面の修理について書いていきます。 |
iPhoneの画面が割れた!
細心の注意を払っていても、自転車からダイブしたりして割れてしまうiPhoneの画面。この記事では、そんな画面の修理方法、注意点について書きます。
まずはバックアップを!
iPhoneを落とした!といった場合、まずは被害状況を確認しましょう。 画面が割れただけで、ちゃんと動いているのであれば、すぐにバックアップを取っておきます。
AppleCare+の加入の確認
過失によりiPhoneが損傷した場合でも、AppleCare+に加入していれば、画面の損傷であれば3,400円、その他の損傷であれば11,800円で修理対応が可能です (2017年6月現在)。ただし修理対応が可能なのは保証期間内に2回だけです。
AppleCare+には、iPhoneの購入後30日の間加入でき、その後2年間保証が続きますが、自分が加入したか覚えている方はほとんどいないでしょう。
自分がAppleCare+に加入しているかを調べるには次のようにします。
まず、iPhoneのシリアル番号を調べます。 設定アプリから一般 → 情報と進み、シリアル番号をメモします。
このシリアル番号を、Appleの以下のサイトに入力します。
画面上の、「AppleCare+による保証」の欄で保証の有無を確認することができます。
修理の予約をする
修理の方法は3通りあります。
1点目は、Apple Storeか、または正規サービスプロバイダにiPhoneを持ち込む方法。 Apple Storeだと最短1日で修理してもらえるほか、カメラのキタムラなどにある正規サービスプロバイダでは、修理に数日かかるものの、代替機を借りられることがあります。
※ 実際に代替機があるかどうかは在庫によるため、心配な方は電話で聞いてみるとよいです。
2点目は、損傷したiPhoneをAppleに送り、修理後に送り返してもらうもの。 この場合、約1週間ほど携帯のない状態で過ごす必要があります。
3点目は、エクスプレス交換を利用するもの。この方法は、値段は11,800円 (AppleCare+加入の場合)かかりますが、新品のiPhoneが送られてきて、代わりに損傷したiPhoneを送り返します。自宅にいながらすぐに新品にすることができます。
本記事では、1点目の持ち込み修理について書いていきます。
お近くの店舗がどこにあるかは、これから行う修理予約で調べることができます。
まずは以下のサイトから、「持ち込み修理」を選択します。
現在地から検索をすると、近くの店舗と予約可能日がリストアップされます。
店舗を選択し、日付と時間を指定すると、完了です。
非常に簡単に予約ができました。
修理の前にやること
修理に持ち込む前に、次の4点を確認しましょう。
iPhoneのバックアップ
iPhoneを修理に出すと、中のデータは初期化されます。 必ず、修理に出す前にiTunesかiCloudでバックアップを取っておきましょう。
LINEなどのバックアップと引き継ぎ
LINEは、今の所1つの端末からしか使えないため、修理に出す前にバックアップと引き継ぎをしておく必要があります。
バックアップを取る前にいくつか条件があります。
どちらかが古いとバックアップの復元に失敗する可能性があります。
iPhoneの「設定」から、一番上の自分の名前をタップし、iCloudの設定から iCloud Driveをオンにしておきます。
次に、LINEのアプリでその他 > 設定 > トーク・通話 > トークのバックアップ
から、
バックアップを取っておきましょう。
次に、執筆時点のLINEでは再ログイン時に電話番号が必要 (SMSで認証番号が届くため) ですので、 電話番号が登録されていない場合は、登録しておきます。
(※私は登録していなかったため多少面倒なことになったのですが、何とかなりました。 それについてはまた別の記事に書きます。)
最後に、24時間以内に代替機か、新たなiPhoneが手に入る場合には引き継ぎの設定を行います。 これについては、以下のサイトなどが参考になります。 official-blog.line.me
また、ほかにも引き継ぎが必要なアプリがないかチェックしておきます。
iPhoneを探すをオフにする
これをしないとiPhoneを初期化できないので必要な処理となります。
iCloudの設定から、"iPhoneを探す"をオフにしておきましょう。
代替機へのバックアップの読み込み
予約当日、Apple正規サービスプロバイダにiPhoneを渡し、代替機(iPhone 6)を借りました。
代替機は初期化状態ですので、この端末に以前とっていたバックアップを復元します。
iTunesに接続すると、新たなiPhoneとして設定するか、バックアップを復元するか選べます。 ここで前のiPhoneのバックアップを復元しましょう。
なお代替機は容量が少なく(64GB -> 16GB)、全然足りませんでしたが、 その場合でも、iTunesが自動的に音楽の復元をしないことで調整してくれるようです。
それでも私の場合は残容量が0KBになってしまい、アラームが止まらないとかいろいろ 変なことが起こったので、写真やアプリを削除して調整しました。
注意点として、代替機に一度バックアップを復元したら、その後代替機をiTunesに繋いだり バックアップを取ることは控えましょう。
代替機を使っている間に増えたデータは、Dropboxなど他の方法で保存しておきます。
なお、LINEはちゃんと引き継ぎ設定ができていれば引き継いで使用できるはずです。 トーク履歴はバックアップから読み出しましょう(LINEが最新版でないと失敗することがあります)。
代替機を返すときにも、LINEのバックアップと引き継ぎ設定、 また"iPhoneを探す"のオフ設定は必要です。
修理結果
さて、数日して、修理が終わったとの連絡を受けたので、取りに行ってきました。
おお!綺麗になっている!
今後はちゃんとしたケースでスマホを自転車にくくりつけようと誓った1日でした。
iTunesからバックアップを復元し、元どおり・・・と思ったら、LINEを起動したときに「?」なことが。
LINEを起動すると、以下のサイトにあるように「利用することができません」と表示が。
調べると、これはLINEを複数台で利用しようとした際に出てくるようで、これが出ると ログアウトの上、トーク履歴が削除されるようです。
推測するに、今回は
iPhone 7 (故障) -> iPhone 6 (代替機)
と引き継いだ時点で、iPhone 7ではLINEが使えなくなり、その後
iPhone 6 (代替機) -> iPhone 7 (修理後)
と引き継ぎ戻したため、「この端末では使えない」と判断されたのではないでしょうか?
とにかく、トーク履歴のバックアップは取っていたので、一旦LINEを消去して 再度ログインの上、ログイン直後に現れる"iCloudからのバックアップの復元"から、ちゃんと復元できました。
なお、この"iCloudからのバックアップの復元"はログイン直後しか現れないため注意が必要です。 この復元の最中に、iCloud Driveにアクセスできなかったり、ネットから切断されたりしてエラーに なった場合は、再度ログアウトしてログインからやり直す必要があります。
まとめ
今回はiPhoneの画面割れ修理について書きました。
修理の手配自体は簡単だったのですが、主にLINEの引き継ぎが非常に面倒でした。 以前はここまで面倒はなかったのですが、乗っ取り事件などの影響でどんどん複雑化しているのでしょう。
とにかく、何かの拍子でデータが消えないようにこまめにバックアップを取るのが吉です。
では!